調剤技術料は調剤基本料と調剤料と加算料の3つからできているよ
調剤基本料
調剤基本料1:多くの調剤を対象:42点
調剤基本料2:門前調剤を対象:23点
調剤基本料3:大型チェーンを対象:21点または16点
特別調剤基本料:敷地内薬局を対象:9点
調剤基本料1
調剤基本料2、調剤基本料3及び特別調剤基本料以外
調剤基本料2
処方箋受付回数が月4000回超+集中率70%超
処方箋受付回数が月2000回超~4000回+85%超
処方箋受付回数が1800回超~2000回+95%超
特定の医療機関からの処方箋受付枚数が4000回超
調剤基本料3
同一グループで処方箋受付回数が月3万5千回超~4万回+集中率95%
同一グループで処方箋受付回数が月4万回超~40万回+集中率85%
同一グループで処方箋受付回数が月40万回超+集中率85%
特別調剤基本料
敷地内薬局(医療機関と不動産取引等その他の特別な関係)+集中率70%
調剤基本料の届出を行っていない
調剤料
点数は覚えなくても問題なし。同じ薬でも内服なのか頓服なのか、外用なのか注射なのか、数え方が異なることを知っておけば大丈夫。経営的には何日が最も点数高くなるのか、安くなるかもざっくりと覚えておくと残薬提案しやすいよ
内服薬
7日分以下 1剤につき、3剤分まで 28点
8~14日分 1剤につき、3剤分まで 55点
15~21日分1剤につき、3剤分まで 64点
22~30日分1剤につき、3剤分まで 77点
31日分以上 1剤につき、3剤分まで 86点
屯服薬
21点
浸煎薬
1調剤につき、3調剤分まで 190点
湯薬
7日分以下1剤につき、3剤分まで 190点
8~28日分(1~7日目の部分)1剤につき、3剤分まで 190点
〃 (8~28日目の部分)1剤につき、3剤分まで 10点/1日分 29日分以上1剤につき、3剤分まで 400点
注射薬
26点
外用薬
1調剤につき、3調剤分まで 10点
内服用滴剤
1調剤につき 10点
加算料
点数は覚えなくても良いのでどんな加算があるのかを全体的に把握することが重要。
特に加算項目に関しては、個別指導でも指摘がある項目なので別途リンクから確認してください。
嚥下困難者用製剤加算
※内服薬のみ 80点
一包化加算
42日分以下 34点/7日分
43日分以上 240点
無菌製剤処理加算
1日につき ※注射薬のみ
中心静脈栄養法用輸液 6歳以上、6歳未満の乳幼児 69点、137点
抗悪性腫瘍剤 6歳以上、6歳未満の乳幼児 79点、147点
麻薬 6歳以上、6歳未満の乳幼児 69点、137点
麻薬等加算(麻薬、向精神薬、覚醒剤原料、毒薬)
1調剤につき 70点、8点、8点、8点
自家製剤加算
(内服薬)
1調剤につき 錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、エキス剤 20点/7日分
液剤 45点
(屯服薬)
1調剤につき 錠剤、丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、エキス剤 90点
液剤 45点
(外用薬)
1調剤につき 錠剤、トローチ剤、軟・硬膏剤、パップ剤、リニメント剤、坐剤 90点
点眼剤、点鼻・点耳剤、浣腸剤 75点
液剤 45点
計量混合調剤加算
1調剤につき※内服薬・屯服薬・外用薬 液剤 35点
散剤、顆粒剤 45点
軟・硬膏剤 80点
時間外等加算(時間外、休日、深夜)
基礎額=調剤基本料(各加算を含む)+調剤料+無菌製剤処理加算+在宅患者調剤加算
基礎額の時間外:100%、休日:140%、深夜200%
夜間・休日等加算
処方箋受付1回につき 40点
在宅患者調剤加算
処方箋受付1回につき 15点