粗利率?これってどうやって改善すればいいんですか?
これは在庫と購入の関係を考えれば大丈夫だよ。今回も会計の素人の自分でもこれくらいを考えていればというラインで戦略を立てるよ。少し言葉が違うかもしれないけどニュアンスで全体を把握してね
薬局の粗利は単価と合わせて考える
自費診療以外で自分自身で単価を決めることができない薬局業界においては粗利率を上げようとすると単価を上げることも併せて行わないといけません。単価(売上)も上がり、変動費が変わらないので、結果として粗利率が上がる計算になります。
粗利(売上総利益)とは何か
【粗利】=【売上額】-【売上原価】
売上額を上げて、売上原価を下げるだけで粗利アップになります。
売上原価とは何か?
【売上原価】=【期首商品棚卸額】+【当期商品仕入額】-【期末商品棚卸額】
棚卸額は薬局で言うと在庫のことだよ。
【期首商品棚卸額】+【当期商品仕入額】
わかりました!これなら今でもやってます。毎月棚卸をして薬を絞っているので大丈夫です
まだそんなことをやっているのか!?それは何のためにやっているの?まさか粗利率のためとか、税金のためとか、もしも指示している人が言っているなら式をよく見てほしい。
【期首商品棚卸額】+【当期商品仕入額】-【期末商品棚卸額】
在庫・購入絞らなかった場合
期首棚卸100万 仕入100万 期末在庫100万 → 売上100万
在庫・購入絞った場合
期首棚卸100万 仕入50万 期末在庫50万 → 売上100万
御覧の通り薬品仕入を絞っても意味がないね。意味がないことはやらないがモットーだから、そんなことはやってないよ。期末棚卸と期首棚卸は連動するから決算への取り組みくらいでこの2つは意識すれば大丈夫!日常業務の中だと薬品仕入額を下げる方法だけ意識しよう
薬品仕入額を下げる方法
薬の購入を絞っても経営的に意味がないならどうすればいいでしょうか
薬品仕入額を下げるのに必要なものを絞っても意味がないということだよ。たとえば、購入額を下げるときに100円のものを90円で買うのではなく、80円で買うことができれば、それは売上原価ダウンにつながる経営になるね。つまり、納入価の比率は経営上で見ないといけないよ
共同購入なども進んで一般化されてきているし、後発品専門卸なども出ているので活用してみると良いかもしれないよ
在庫として残るものがそのまま流動資産になってしまうから、経営的にはバランスをとることが重要だよ。過剰在庫は薬局経営では最も隠れたリスクが出てくるから今度はそれを解説してみようかな
購入額を絞るのではなく、納入価の安いところも検討する
販売卸だけではなく、共同入札や専門卸など活用を行う
無駄な棚卸はしない